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2017年10月15日日曜日

大雨も台風も高潮も地震も津波も、それ自体は地球規模で定期的に起こる自然現象に過ぎません。自然現象に人間の側の対応が追いつかなかった場合に、社会現象として災害が発生します。 地球の内部から火山が噴火し太平洋のプレートが移動しなければ、そもそも日本列島も五之三地区も存在しません。養老山脈(多度山)は断層で隆起した山で、濃尾平野の本当の地盤は地下2000メートルにあり、その溝に上流の山地を雨で削り木曽三川となって運ばれてきた土砂で埋め立てられた土地です。大雨あっての五之三地区といえます。 海抜よりも低く、ポンプによる排水(日光川)に頼っているゼロメートル地帯に住む私たちは日ごろから災害に備えることが大切です。 まずは家族とともに災害から生き延びること。その次に生活再建という長期にわたる取り組みが待っています。災害後の生活再建をスムーズにするために、いまから自分の生活に必須の物や人を整理し、頼れる人や組織、制度を調べ、日ごろから情報を共有し、確かな人間関係を築いておきましょう。それが何時かは遭遇しなければならない「その時の適切な対応とその後の生活再建」の基礎になります。

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